元・チョコ中毒の私が、いまは「別にいらない」と思えるなんて
以前の私は、とにかくチョコレートが手放せませんでした。
午後3時のおやつ、仕事終わりのご褒美、夜の癒しタイム…
1日に2〜3回はチョコやクッキーを口にしていたし、食べないと逆にイライラするほど。
「これが私の癒しだから」「ストレスには糖分!」なんて思っていたけれど…
今、ふと気づいたんです。
「あれ?最近チョコレート、食べたいって思わなくなったかも。」
しかも「我慢してる」わけでも、「頑張って減らした」わけでもないんです。
自然と“いらなくなった”。
これ、自分でもちょっとびっくりでした。
食生活を変えたら、欲が消えた【努力ゼロのお菓子断ち】
じゃあ、何が変わったの?というと――
しっかり食べるダイエットを始めて、食生活をちゃんと見直した、ただそれだけなんです。
気づいたら、あれだけ欲していた甘いものに興味がなくなっていたんです。
血糖値の乱高下が、チョコ欲を生んでた!?

「なんでこんなに甘いものが食べたくなるんだろう?」
「私は意思が弱いからやめられないのかな…」
そう思っていた私が、食生活を見直すことで驚いたのは、“あれだけ欲しかったチョコが自然といらなくなった”という変化でした。
そしてあとから知ったんです。「これって、血糖値の乱高下が原因だったんだな」と。
血糖値が急激に上がったり下がったりする状態を、「血糖値スパイク」といいます。
これが起こると、体の中ではインスリンが大量に分泌されて、血糖を急いで下げようとします。
その結果、今度は急激な低血糖になってしまい、体は「糖をくれ!」と猛烈に甘いものを欲する状態に。
たとえば、こんな生活をしていませんか?
これ、まさに以前の私です。
「血糖値ジェットコースター」みたいな毎日を送っていれば、チョコがやめられないのも当然だったんですよね。
でも、これを改善するのに必要だったのは「我慢」じゃなくて、“ちゃんと食べること”でした。
たんぱく質&炭水化物不足も影響
また、たんぱく質が不足すると、脳内の「幸せホルモン(セロトニン)」が作られにくくなり、心が不安定に。
それを補おうとしてチョコやお菓子に手が伸びることも。
炭水化物を極端に控えると、脳のエネルギー不足から甘いものが無性に食べたくなる現象もよくあります。
腸内環境が整うと、嗜好が変わる?
最近では「腸内細菌が食の好みに影響を与える」という研究も増えてきました。
実際、甘いものがやめられないときは“甘いもの好きな悪玉菌”が多い状態だったと言われています。
私も食生活を改善してから、便通が良くなっただけでなく、自然とチョコへの欲も減っていきました。
食べて、動いて、心も整った結果
甘いものって、実は“心のご褒美”だったり“ストレス解消アイテム”だったりしますよね。
でも、きちんと食事でエネルギーを摂り、朝に運動してセロトニンが出る生活をしていたら、不思議と「チョコで癒されたい」と思うことが減ってきました。
感情で食べることがなくなった=体と心が安定してきたサインかもしれません。
栄養が満ちてくると「甘いもので満たそう」と思わなくなる
不思議な感覚なんですが、ちゃんと栄養を摂りはじめてから、心の中の“満たされない感”が減っていきました。
今まで、
「甘いもの=癒し」
「チョコ=ご褒美」
って思ってたけど、
それって足りないものを“甘さ”で埋めようとしてただけだったのかも。
いまは、朝ごはんで白米をしっかり食べて、お昼にたんぱく質を摂って、夜は早めに眠れるように整えてる。
そうしたら、あんなに求めてたチョコが、「あっても別に…」くらいになったんです。
我慢じゃなく、“整う”と欲が消える
お菓子をやめたくてもやめられなかった私が言います。
お菓子欲は「我慢」でどうにかなるものじゃない。
整ったら、自然に消える。
これってすごくストレスの少ない、おだやかな変化です。
「またすぐリバウンドするでしょ?」って思ってたけど、いまは全然辛くないから続いてる。
お菓子をやめたければ、“食べること”から見直そう
痩せたい、健康になりたい、でも甘いものがやめられない…
そんな女性にはぜひ伝えたい。
甘いものをやめたいなら、まず食事を整えてあげて。
それだけで、体はちゃんと変わってくれるし、
“欲しい”と思わなくなる日が、ほんとうにやってきます。



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